現象
Smart Construction Quick3Dの検証点の精度確認をすると、誤差±5cm以内とならず、精度が出ない
原因
標定点を使用した撮影の場合
1) 座標変換時の点の選択が間違っている
2) 撮影時、端末の位置情報の設定がOFFになっている
3) 適切な撮影方法で撮影できていない
viDoc RTK rover を使用した撮影の場合
1) 座標系変換を行っていない
2) 撮影中にFIXできていない箇所がある
3) 撮影時、端末の位置情報の設定がOFFになっている
4) 撮影時の、カメラオフセットの設定が間違っている
5) 適切な撮影方法で撮影できていない
処置
標定点を使用した撮影の場合
1) 座標変換で地図上の点とローバ等で測定した座標値を紐づけする際、点の選択に間違いが無いかどうかご確認ください。入れ違いになっていたり別の点を選択してしまうと、実際の座標値と違う点群になってしまいます。
2) 撮影時、端末の位置情報(GPS)の設定はONにすることを推奨しています。OFFになっている場合は、ONにして頂き撮影ください。
3) 撮影方法が適切でない場合、再度がうまく出ないことがございます。
下記で推奨の撮影方法をご案内していますので、ご確認ください。
【Smart Construction Quick3D】ユーザーマニュアル
viDoc RTK rover を使用した撮影の場合
1) viDoc RTK rover を使用して撮影した場合には、座標系の変更をしていただく必要があります。
座標系の変更をまだしていない場合には、詳細情報から座標系の「変更」ボタンを押し、操作してください。
※変換操作をしていない初期状態の座標系は、このように「UTM」がついた座標系になっています。
2) 撮影中にFIXできていない箇所がある
撮影中に、左上にあるステータスが常にFIXになっている状態で撮影頂くことが、高精度の点群生成のために重要となります。
FIXしない状態で撮影した場所があると、精度がうまく出ない場合がございます。
撮影後にPix4D catchアプリで該当の撮影データを開くと、3Dビューで FIX状態を後から確認することもできます。
(緑色がFIXしている箇所です。黄色や赤が多いと、精度がうまく出ません。)
3) 撮影時、端末の位置情報設定はONにすることを推奨しています。OFFになっている場合は、ONにして頂き撮影ください。
4) viDoc RTK rover は、差し口が異なる2種類がございます。
お使いのviDoc RTK rover がどちらかご確認の上、撮影時のカメラオフセットの設定にて正しいものを選択ください。
viDoc RTK roverの設定に関する注意点(iPhoneとiPadの設定の違い)
5) 撮影方法が適切でない場合、精度がうまく出ないことがございます。
下記で推奨の撮影方法をご案内していますので、ご確認ください。
【Smart Construction Quick3D】ユーザーマニュアル
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